MT Connector
MTコネクターは、口腔内の構造や粘膜などを利用し、歯茎にフィットするプレートを用いた、クラスプ(バネ)がない新しい義歯です。
入れ歯に悩む様々な患者さんの声にお応えすべく、究極の入れ歯作りを目指していた歯科技工士の長年の研究と開発の結果、新しい特許技術として完成しました。
従来の「ブリッジ」「入れ歯」「インプラント」に代わる第4の選択と言われ、前歯や奥歯などの場所は問わずに、数本の欠損歯は勿論、数多くの連結した欠損歯の治療に対応する上で、従来の治療方法にない優れた特徴と対応力を持ちます。
従来にない新しい発想で開発されました。
従来の入れ歯は、「クラスプ(バネ)」で残っている歯に留めるのが常識でした。 しかしこの「MTコネクター」は、口腔内の構造や粘膜を利用し、歯とプレートを歯の後ろ側から 斜め方向に「はめ込む」だけで装着する、新しいタイプの「快適義歯」です。 歯に引っ掛けないから違和感もなく、落ちたりぐらついたりもしない。勿論、バネがないから見た目にも入れ歯とは分からない。まさに従来の入れ歯の常識を覆す、画期的な新技術がMTコネクターなのです。
歯科医師と技工士が一体となってオーダーメイド。
「快適で美しい新しいタイプの義歯=MTコネクター」を実現するのが、MTコネクターならではのフィット感を生むオーダーメイド感覚の製作体制。従来の大量生産の入れ歯とは異なる、患者さんと歯科医師と技工士が一体となった2人3脚の製作工程がMTコネクターの快適さを生む秘密です。 欠損歯の悩みを解決する治療法の幅を広げたい、入れ歯の装着間や審美性を解決したい、そんな長年の入れ歯作りの研究成果が、新しい技術や製作体制となり実を結んだのが「MTコネクター」なのです。
優れたフィット感と使い心地。そして快適で美しい。
MTコネクターの最大の特徴は、使い勝手のよさや審美性の高さは勿論、何といっても口内での高いフィット感と体に負担やストレスを掛けない優しさです。 それなのに、従来の入れ歯や、欠損歯処理より簡単で手軽。従来の「クラスプ(バネ)で歯に留める入れ歯」は、完全に過去の物となるとともに、欠損歯治療の考え方や対処法も大幅に変わって行くでしょう。
欠損歯でお悩みの方に
1本の欠歯で両側の歯が健康であればブリッジが使えます。しかしブリッジの場合、支える回りの歯が健康でなければ治療が出来なく、特に連続だと長持ちしない等の問題があります。
MTコネクターなら周囲の歯に関係なく、歯茎で支える快適で丈夫な義歯を作れます。
極力自分の歯を活かして治療したい方に
特に欠損歯治療(ブリッジ/部分入れ歯)の場合、治療の際にどうしても周囲の歯も削ったり神経を抜いたりしなくてはならない事が多くなります。 やはり健康や美味しい食事のためには、出来る限り自分の歯や歯茎で咀嚼したい。そんな方にも最適なのがMTコネクターによる治療です。
入れ歯の装着感でお悩みの方に
痛い、合わない、噛みにくい。入れ歯に関する不満や悩みは尽きません。MTコネクターは従来の入れ歯の全ての弱点を克服した、新時代の快適義歯です。優れた装着間は勿論、使い心地や手軽さなど、一度お試し頂ければ、間違いなくその違いが実感できます。
美しい仕上がりと快適な生活をお求めの方に
従来の部分入れ歯の場合、奥歯ならまだ違和感を我慢すれば澄みますが、前や横の歯だとクラスプ(バネ)で一見で「入れ歯」と分かってしまいました。これは特に女性にとっての美観を損ねるだけの問題ではなく、老若男女問わず精神的にも健康的な生活は望めません。MTコネクターなら審美性が高いだけではなく、手入れの手間も最小限でストレスフリーです。
痛みを伴う治療がどうしても嫌いな方に
ブリッジ治療で両脇の健康な歯を削る...。インプラントで歯茎の骨に穴を開ける...。そして長い間、歯科医師に通院治療をする...。この治療期間や痛みがどうしても嫌という方に最適なのもMTコネクター。最大限の相談と最小限の治療で、痛みや通院のストレスを極力抑えるシンプルな治療がMTコネクターの特徴でもあるのです。
Q
留め具がなくて本当に落ちないのですか?
A
落ちません。咀嚼の動きや歯茎の形状、人体の生理的な構造を活用して製作しますので、ピッタリとフィットしガタツキもありません。
Q
脱着は難しいのでしょうか?
A
付ける時も外す時も、決まった方向と決まった角度で脱着します。多少の慣れとコツがありますが、難しいものではありません。
Q
本当につけてすぐに噛めたり話せたりするのですか?
A
使い方を間違わなければリンゴもスルメも大丈夫ですし、痛さや違和感もなく高いフィット感を得られます。体験プレートも用意可能です。
Q
どんな状態の歯でもはめられますか?
A
基本的には一本の歯が残っていれば対応可能です。但し、土台となる歯茎の状態に左右されるのは他の治療法と同じですので、まずは取り扱い歯科医とご相談下さい。
Q
奥歯や飛び飛びの歯でも大丈夫ですか?
A
基本的に一本でも健康な歯があれば、製作可能です。ブリッジが不可能な欠損歯でも対応できますし、部分入れ歯にありがちな違和感や美観の問題もありません。
Q
手入れは面倒なのではないですか?
A
特に手間となるような手入れはなく、寝るときに外して洗うのが基本です。但し、歯茎の変化などにより微調整が必要となる場合はありますのでご相談下さい。
Q
何回くらいの通院が必要ですか?特別な治療はありますか?
A
至ってシンプルな工程で製作が可能です。 周囲の歯が健康であれば、特に複雑な治療や痛みのある施術もありません。 状況により3回から5回程度の通院が目安です。
Q
遠方なのですが制作は可能ですか?また、時間はどのくらいかかりますか?
A
集中的な治療/制作も対応可能です。また、取り扱い歯科医も全国的に今後増えていきます。ただ制作後、少ない人で1回、多い人で3ヶ月程度の期間、調整が必要な場合もありますので担当歯科医にご相談下さい。
Q
良いことずくめに思えるのですが、デメリットはあるのでしょうか?
A
今の所デメリットはないと言えます。強いていえば装着感が自然なので、付けている事を忘れて寝てしまう心配がある事です。
また、インプラントやオーダー式の入れ歯も同様ですが、オーダーメイドのため保険適用外だという事です。
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